牛乳って高カロリー？どうして給食のレギュラーメンバーに？
時代は変わってもナゼ？？
だか解りませんが
給食には毎日牛乳がついてきます。
ご飯に牛乳。
合わないでしょう！
と思っていても残せない現実。
私が子供の頃は
三角食べをしなくてはいけなくて
口の中で牛乳とご飯が
一緒になり、吐きそうになりながら
食べていました。
最近はいろんなパンに牛乳。
ご飯の時は持参したお茶で
食べる様になっていますね。
給食のメニューも選択給食や
地元特産品給食など
思考を凝らした物になってきています。
実に羨ましい限りです。
いつから学校給食で牛乳を飲んでるの？
ここで疑問に思う事は
ナゼ牛乳が給食のレギュラ－メンバーなのか？
という事です。
それは学校給食の歴史に隠されています。
当時戦争が終わっても食料不足により
子供達の発育不良が目立っていました。
そこで昭和２４年に
ユニセフからの寄贈で脱脂粉乳が
取り入れられる様になりました。
当時は甘い食べ物が無かったので、
今では美味しくないと言われていますが
脱脂粉乳も飲み物と言う事で
手軽でより吸収されやすい
栄養源でした。
発育の為に必要な栄養摂取が
始まりだったのですね。
昭和２７年から全国で
学校給食が始まりました。
メニューは
- コッペパン
- 鯨の竜田揚げ
- 千切りキャベツ
- ジャム
などでした。
鯨はとても美味しいと評判だったようです。
昭和３８年頃から牛乳に変わりました。
メニューは
- コッペパン
- 牛乳
- 魚フライ
- マカロニサラダ
- マーガリン
などでした。
魚のフライなど揚げ物がメインの様でした。
当時美味しくない脱脂粉乳が飲めない
子供達は牛乳の美味しさに
飛びついたそうです。
給食の牛乳って高カロリー？
牛乳は手軽に取れる栄養源
という事が分かりましたが、
どれくらいのカロリーがあるのでしょうか？
いろいろ比較してみましょう。
カルシウムと鉄分の多い牛乳
- エネルギー 101kcal
- タンパク質 6.4g
- 脂質3.4g
- 炭水化物11.2g
- ナトリウム109mg
- カルシウム376mg
- 鉄4.1mg
低脂肪牛乳
- エネルギー 58kcal
- タンパク質 3.4g
- 脂質 1.0g
- 炭水化物 8.8g
- カルシウム 232mg
- ビタミンD 1.7ug
脱脂粉乳
- エネルギー 359kcal
- タンパク質 30.6g
- 脂質 0.9g
- 炭水化物 47.97g
- カルシウム 990mg
※牛乳一本（200ml）脱脂粉乳は90ｇ当たりで比較しています。
ご飯茶碗一杯（160ｇ）269kcal
食パン 6枚切り一枚(60g) 158kcal
コーラー（200ml） 92kcal
オレンジジュース（200ml）87kcal
サイダー（200ml） 82kcal
脱脂粉乳は戦後の栄養食品
となっているだけあって
カロリーが高いですね。
牛乳も低脂肪乳に比べて
カロリーは高いです。
コーラーやサイダーより
カロリーが高いのは意外ですね。
一食の給食のカロリーは
小学校低学年で530kcal
高学年は750kcal
中学生は820kcal
となっているので
カロリーだけを比べると高いと
思いがちですが、
子供の成長には必要な栄養素が
たくさん入っています。
牛乳一本で手軽に栄養を
摂取出来る優れものなんですね。
それが給食のレギュラーメンバーに
なった理由なんですね。
牛乳万歳です。
そんな栄養たっぷりの牛乳を
飲まなきゃ損です。
背が高くなりたいと毎日
牛乳をたくさん飲んでいる方も
いるでしょう。
いくら栄養があると言ってもカロリーも高いので、
過剰摂取はやめましょう。
一日一本(200ml）を目安に飲んで下さい。
さいごに
成長に必要な栄養を
手軽に摂取出来る牛乳ですが、
どうしても好きになれない子っていますよね。
そんな子にはミルメークが一番です。
給食で時々しか出てこないミルメーク。
みんな大好きミルメーク。
ココア・紅茶・メロン・バナナ・キャラメルなど
今は色々な味が出ていますので
牛乳に混ぜて楽しんでください。
わが家では給食に出たミルメークが懐かしいと
日替わりで楽しんでいます。
あと牛乳も色々な濃さの牛乳がありますので
飲み比べてみるのも良いですね。
牛乳嫌いな息子は色々試しに
飲んでいて飲める様になりました。
無理をせず挑戦してみて下さいね。