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新聞紙のサイズはなぜあの大きさ?幅が広すぎない?

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新聞を読むとき
いつも、思うこと。

場所を取るなあ・・・。

朝食をすませた後、
ある程度、テーブルを片さないと、
朝刊が広げられません

よく、電車の中で、
折り畳みながら、器用に新聞を読んでいる
サラリーマンの方を、見かけますが、

読みにくくないのかな、と
いつも思ってしまいます。

そもそも、
サイズが、デカすぎるんですよね。

一面で、読んでいる状態なら、
まだいいのですが、

広げた状態では、幅を取りすぎて
置いて読むにも、場所を取るし、
持って読むと、腕が疲れるし。

もっと、コンパクトにすればいいのに、
とも、思うのですが、
どうしてこのサイズなんでしょう?

些細な疑問ですが、
なんとなく、気になったので、
調べてみました。


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新聞紙のサイズは130年ずっとそのまま!

新聞紙の、1面のサイズは、
横406.5mm×縦546mm

広げると、
横813mm×縦546mmになります。
かなり大きいですね。

実はこのサイズ、
130年も前に、決まったものなんです。

新聞という紙媒体が、
日本に定着したのは、明治の始め

当初は木版刷りでしたが、
その後、西洋から導入された、
活版印刷が主流になります。

活版印刷とは、
鉛製の活字の版を、組み合わせたものを、
印刷する技術です。

明治初期の新聞は、
この活版を、足踏み式の機械で、
1枚ずつ印刷していました。

ところが1890(明治23)年、
朝日新聞社が、フランスのマリノニ社から、
輪転印刷機を購入します。

輪転印刷機とは、その名の通り、
ロール紙を巻き取りながら、
印刷を行う装置です。

この輪転機の導入により、
新聞の印刷スピードは、
画期的に、飛躍します。

新泉社の「日本新聞通史」によると、
それまでは、4ページ紙面を印刷するのに、
1時間に1,500枚程度だったのに対し、

輪転機は、なんと、1時間に3万枚という、
その20倍もの威力を発揮し、
当時「新聞印刷上の革命」と言われたそうです。

速報性供給性を求められる、新聞にとって、
このスピードは、まさに渡りに船でした。

以後、他の新聞社も追随し、
新聞印刷は、輪転機印刷による発行が、
主流となるのです。

この輪転機に使う、用紙サイズは、
その後、規格化されます。

そのサイズが、いま現在にまで至る
というわけです。

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ではなぜ、130年間も、
サイズが変わらなかったのか?

諸説ありますが、以下の点が、
主な理由のようです。


  • 用紙の規格化
  • 新聞は、発行部数が大量なため、
    一度、規格化された用紙を変更するとなると、
    膨大なコストがかかります。

    設備の見直しや、ソフトの組み換え、
    紙面レイアウトの刷新など、
    かかる手間と費用は、莫大です。

  • 広告収入料の問題
  • 紙面をコンパクトにすると、
    勢い、広告の量も減り、
    それに伴う収入もダウンします。

    収入減を補うためには、
    発行部数を大幅に増やすか、
    購読料を上げるしかありません。

    いずれにしても、
    デメリットは大きいでしょう。

おわりに

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とは言え、新聞各社の都合だけで、
サイズが変わらなかった、といえば、
そういうわけではないような気がします。

たまに不便を感じながらも、
購読者が、それほど今のサイズに、
不満を持っていない、ということもあるでしょう。

それには、日本の新聞が、
戸別宅配制度であることも、
関係しているかもしれません。

つまり、配達されてくるんだから、
多少大きくても、まあいいや
というわけです。

あと、あの大きな紙面のレイアウトに、
馴染んでいる、という点もあるかと。

1面をパッと見ると、
見出しと、掲載スペースの大きさで、
ニュースの重要性の順列が、一目でわかります。

あのインパクトは、
ネットニュースにはないものですね。

かくいう私も、
幅が広すぎる、と文句を言いながらも、
テレビ欄が、一ページで確認できるのは
便利だなあ、などと思っていたりします。

新聞の幅は、確かに広いけれど、
それなりに役に立っていることは、
あるようですね。


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