六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)って何?どんな意味?

仏滅だから、この日は外そう!
今日は大安吉日!良い事あるかも!

等と言う言葉よく耳にします。
これ、「六曜」という物らしいのです。

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お葬式や結婚式、七五三等で良く言われている
物ですよね。

さて、ここで疑問が!
これ、そんなに重要な意味があるのでしょうか?

というのも、結婚のアドバイスをしている物などでは
忌日とされている仏滅に、結婚式を挙げるプランも
登場しているんですよね。

確かに、世の中の風潮とすれば、結婚式の
人気の日は「大安」という事ですが
それ以外の日でも、結婚式上げている人も
結構います。

という事で、調べてみました!


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六曜とはなんぞや!

まずは、六曜と言う物が何なのか
調べてみる事としました。

先ず六曜には「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口
の6つの種類があります。

そして、カレンダーを見てみると、これが
順序良く並んでいます・・・・が
月に一回、この法則からは連れている所もあります。

先ずは、この六曜の決め方なのですが、基本は
順序良く並んでいます

ただし、旧暦に1日に前の月の1日の六曜の次の
物になります。

つまり、毎日ローテーションしていますが
毎月の1日にもローテーションしている
という事になります。

たったここまで調べただけでも、個人的には
そう気にする物でない様な気がしてきました

次は歴史を見てみましょう。
歴史的に見れば、何か重要な意味があるのかも?

六曜の歴史

元は中国の物で、14世紀ごろに日本に
伝えられたとなっています。

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で、その伝えられた時に使われ始めたか
というと、実はそうではないようです

日本で広く使われるようになったのは
実は幕末辺りという事です。

中国から伝わってきたという事で、調べてみると
占いがもとになっているとの事。

一説では、三国志で有名な諸葛孔明が、戦に用いて
そのすべてに勝利したと言われています。

そして、元となった物に主に陰陽五行説や干支
言われています。
ですが、詳細は不明

むむ!
ここでも、この六曜に大きな意味がある様な事は
無いようですね・・・・

それぞれの意味とは?

では、その六曜の意味を調べてみましょう。

先勝

呼び方は、「せんしょう」「さきがち」です。
意味とすれば、「先んずれば勝ち」!
つまり、全て早い者勝ちと言った感じですね。

具体的にいえば、一日の早いうちである午前中
良いという事になります。

逆に正午を挟んで、午後(正確には午後2時~午後6時まで
は良くない日になります。

友引

呼び方は「ともびき」。
これは良く知ってますよね!

友を引くという事から「凶事に友を引く」との意味。
元々は、勝負事が引き分ける「共引」から来ています。

ただ、良い事も友を引くという事から、結婚式でも
意外と多い日になっていますね

逆にお葬式は、この日は忌日となっています。
共に連れられて行くからという事ですね。

火葬場・葬祭場は、この日を休業とする所が
多いと
言われています。

先負

読み方は「せんぷ」「さきまけ」です。
先勝とは逆の意味で、「先んずれば負け」となります。

つまり、じっくり構えているのが良いという事ですね。
時間的には、先勝とは逆で、午前中は凶で
正午を挟んで午後は良いとなります。

仏滅

呼び方は「ぶつめつ」。
大安と同じくらい有名ですよね。

ともすれば、幼稚園児でも知っている日です。
意味的には「仏も滅する凶日」という事です。

という事で、婚礼や祝い事を避けると
されていますね。

ただ、物は考えようで、それまでの物事が滅び、
新しい事が始まる人も取れるので、引っ越しなどには
最適の日ともされています。

同じ様な理由で、最近では、新しく2人の歴史が始まる
と言う意味で、結婚式にも最適と考える説もあります

大安

六曜の中で一番有名な日ですよね?
意味的には「大いに安し」という事で、何事にも
吉日とされています。

それこそ、結婚式から宝くじの購入日まで
何でも良い日となっています。
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赤口

呼び方は、「しゃっこう」「しゃっく」
「せきぐち」です。

意味としては、「赤」という字が使われているので
火や血等を連想する事から、火の元や刃物での怪我に
気をつける様に
とされています。

これを真に受けると、調理人さんには忌日ですね
包丁を使って素材を切って、火を使って
調理するわけですから。

時間的にも、ちょっと面白くって、正午頃
(午前11時~午後2時の間)のみは良くて

それ以外はダメな日となっています。

総合的に見て

もともと占いから派生した物で、しかも規則性が有って
解釈の方法にも、ハッキリと決まってはいない感が
あります。

そういった面で考えると、この六曜の考え方には
あまり大した意味は無いと判断できそうです

でも、しきたりや風習に左右されやすい日本ですので
これを逆手にとって、費用を抑えて何かの
行事を行うのは良い様にも思えます。

ただ、お葬式に関しては、故人を安らかに
送ってもらいたいので、出来るだけ
仏滅は避けた方が良いと思います

さいごに

この六曜は、全てのカレンダーに記載されている
訳ではありません

よく見ると分かるのですが、公的にきちんと
管理されているものではないのです

だから、官公庁のカレンダーとかには
載ってないんですよね。

という事で、この六曜と言う考え方は
それを信じる人が居たら、尊重してあげる程度
良いのではないでしょうか?


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